チャンピックスを導入してからというもの、かなり多岐に渡る副作用に悩まされています。簡単なところから行くと、腹が張る・おならが出る、という「比較的害のなさそうなもの」もあるのですが、「抑うつ状態」に近い、けれど結構アクティブに抑うつ、という不思議な感覚を持つに至るとか、危ない副作用も感じています。元々チャンピックスで精神的異常を起こす率、というのはある程度あるとも、またそれらは別にチャンピックスではなく禁煙の副作用だ、とも言われていて、判然とはしません。ただ、禁煙行動を取ってチャンピックスを用いる場合には、その様な副作用と付き合っていかなければならない、というのは「避けがたい事実」の様に思います。

 

チャンピックスの副作用の中でも「軽い」と言った『おなら』ですが、正直家庭内では大問題です。どういう訳か、起床時・身体を起こしている時はさほど目立っておならが出る事も無いのですが、夜寝転ぶと、途端ブーブークッションに化けます。これが少し前まではとても臭かったので、家族からは大不評だった、という訳です。今は、毎日「飲むヨーグルト」を1本飲むようにし、ビフィズス菌だったか乳酸菌だったかの医薬品を併用する事で、臭いの方は大分軽減されました。もちろんあくまで「軽減」であって、消滅ではありません。同室で眠る妻は相変わらず「ちょっと迷惑そう」にしています。

 

ただやはり、チャンピックス無しでの禁煙、というのは、私の場合には考えがたいというのが現実のところです。と言うのも、チャンピックスの血中濃度が落ちてくるのか、服薬時間頃になると、喫煙がしたくなります。もちろん我慢できる程度の「したい気持ち」ではあるのですけれど、それでもバチッとチャンピックスが効いている時にはそんな気持ちすら起こらないので、やはり血中濃度の問題はあるのかな、と。一応4日間の服薬で定常状態に入る、というので、そこまで日々血中濃度が変動するはずもないんですけれどねぇ……不思議です。

チャンピックスと精神作用

これについては、私の場合、要するに躁うつ病を持った人間として、少し語るべき内容があると感じるので項を分けてお話しします。

 

まず、チャンピックスの副作用一覧自体には、稀ではありますが「攻撃性」だとか、そういった精神作用の副作用も記載されています。主な副作用は眠気と吐き気なんですが、それ以外にもあるよ、というところです。

 

で、私が感じたチャンピックスの精神的副作用。主にうつ状態に近い感覚が出てくるのですけれど、必ずしも定番のうつ状態とは異なるのです。定番の場合、全てに於いて意欲が無くなるので、正直死ぬ元気も無いですし、死にたい気持ちも元気が無く弱々しく「死にたい……」と呟くのが限界程度です。けれど、チャンピックスの副作用としての抑うつの場合、ちょっと訳が違いまして、「お前なんか存在する価値がない! 死んでしまえ!」という内的な声が心の中に響きます。別に幻聴系では無いのでリアルに「声」という訳ではなく、普通に内心の声なんですが、それが強いんですよね。そして責めてくる感じがとても強い。

 

人間誰でもそうですが、精神的に自分からなり他人ならなり、責められればそれはそれで落ち込んだり、精神的にダメージを負ったりします。チャンピックスの副作用として「自分を責める」という様な副作用があるのか、ちょっとそこまで細かい話は添付文書にもありませんでしたけれど、精神作用の中でとにかく自己を責める意識、というのが忽然と生まれ出てくるので、結構厄介です。躁うつ病を持っていると、元々の素地として「自分を責める」事はあり得る話なので、そもそも病状が悪化したのか、とも思えたりもします。これについてはドクターとの話し合いの中で、ある程度「チャンピックスの副作用の可能性」を指摘され、その副作用対策として抗うつ剤の増薬した部分はありますが、いずれにしても「精神科医も困る副作用」という感じである事は間違いない様です。

 

真偽の程は確かではありませんが、チャンピックスの説明書きには、こんな記載があります。「チャンピックスの服用にかかわらず、禁煙によって様々な症状が生じる可能性があります」。ホントかよ、とちょっと疑り深くなってしまいますが、必ずしも全ての変化がチャンピックスのせいではない、というのが、薬を出している会社の言い分らしいです。まあ、結構有害な副作用だとは思いますが(下手すりゃ自殺しかねない位に内心の声が強いので)、これから先何十年と喫煙を続けるよりはまだこの一過性の副作用の方が「マシ」とは思えるので、今は我慢の時としてチャンピックスの服用にしがみついています。飲んで10時間くらいは、全くニコチンの事は考えないで済みます。丸半日は、ちょっと持たない感じですね。

 

何にしても、今はチャンピックス「が」メインの薬剤の様になっています。何せ、今までニコチン量の換算で行くと、マルボロを1日210本吸ってたのと同様のニコチン摂取をしていたので、当然離脱作用も激しいです。チャンピックスの副作用と思っている症状のうちかなりの部分には、もしかすると単に離脱作用なのか、という疑いもあります。実際禁煙外来のドクターも、「ニコチンの量が多ければ、それだけ治療は難しいよ」という一言を、一番最初に下さいました。自分の場合210mg/dayのニコチンなので覚悟はしていましたが、本当に厳しいので根を上げそうです(苦笑)。禁煙する事自体が厳しいのではなくて(当初はここが厳しいのだろうと思っていたのですが)、とにかく副作用的に生じる様々な症状が厳しい。しかも、アモキサン増やしても取り払いきれないうつ状態とか、結構「どうすりゃいいんだ」と言いたくなる位に行き詰まっている感じが強いです。どうもこうも、12週間のチャンピックス治療期間が満了するまで耐えるほかないのでしょうけれど、果たして12週間終わった後で、本当にもうニコチンを吸わずにいられるのかどうか、というのが、一番気がかりです。まだ4週ですので2/3の期間は残っていますけれど、それでもこのまま副作用的なものに巻き込まれながら本当に「ニコチンいらね」と言えるようになるのか……正直、疑問です。

 

ニコチン依存が止まれば、月額1万円ほど掛かっていたニコチンリキッド代金も節約できますし、ニコチン切れで苛々してしまう事も無くなる(この部分は既に効果として感じています)ので、良い事尽くめです。ただ、リフレッシュとかリラックスとか、そういう「いっとき」が無くなってしまったので、それをどうにか別の方法で補う事が出来れば、QOLも落とさずにニコチン退治出来るのになぁ、とは思ったりはします。今は、リフレッシュするための行動が何も無いので、ちょっとした事で思い詰めてしまったり、根を詰めすぎたりと、自分の『出力』の調整があまり利いていません。その辺りを上手く調整出来る様になれば、より良いのになぁ、とは思っています。

 

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